±0点ボートレーサーを目指したきっかけ
小学生の頃にテレビでボートレーサーの存在を知りました。その頃の私は、すごく小さかったけど、運動が好きだったので、ボートレーサーになれたらいいな、と思ったんです。私にとってのスタート地点ですね。
中学校に入ってから、めちゃくちゃ背が伸びていったんですが(笑)、レーサーになりたいという気持ちは変わらずにいました。
-10点⇒+10点中高生時代、ハンドボールに打ち込むも……インターハイ予選前にケガ!
高校3年生のとき、最後の県予選前に右肘のじん帯を断裂するケガをしてしまったんです。6年間頑張ってきたのに何もできないまま終わってしまうのか、と悔しかったです。そのときはマイナス10点ですね。手術をするかどうかとなったとき、私がボートレーサーを目指しているのを知っている顧問の先生から『絶対、手術しろ』と言われたんです。手術したのは正解でした。ただ、すぐには完治しないので左手を使う練習をすごく頑張って、県予選はほぼ左手しか使えない状態で出場したんです。
それでもみんなで頑張ってなんとか優勝できたので、インターハイに行けることが決まった瞬間は10点です。
8点ボートレーサー養成所の試験に一発合格
高校3年生の9月までは部活を続けていましたが、その後はボートレーサー養成所の試験に合格するため、勉強やトレーニングに励み、減量もしました。高校卒業前の試験で一発合格できたのはやっぱり嬉しかったですね。ボートレーサー養成所の1年は、初めて家を出たこともあり、ちょっとホームシックになりましたが、練習はきつくても大丈夫でした。6年間、部活をやっていたから、その延長という感覚になっていたんだと思います。
4点⇒-10点デビューを迎えるも(2017年5月)、すぐにケガをしてしまう
デビュー節はまったく余裕がなくて、とにかく無事故でいきたいとしか思ってなかったですね。成績もひどくて、プロは厳しいな、と痛感しました。その後、とにかく練習しよう!とやっていたら、転覆して、ハンドボール時代にケガしていた肘をまた痛めてしまい、何か月間か、休まざるを得なくなったんです。デビューして頑張ろうと思っていた矢先のことだったので、かなりくじけました。私は昔からケガが多かったので、家族にしても心配するより“またか”という感じだったと思いますけど……。
7点⇒-10点デビュー約1年後に初1着(2018年4月)。だが……
初1着はやっと取れた!という感じでした。それは嬉しかったんですけど、その後、立て続けにフライングをしてしまい、事故点がついていたことで思い切ったレースができない時期が続いたんです。最悪の状況でした。
8点初優出を果たす(2021年7月)
事故点が消化できたあと、ようやく自分のレースができるようになり、しばらくして初優出できたんです。優勝戦はワクワクしました! 5コースからのまくりが決まりかけた気がしましたが、力量不足で2着になりました。優勝するにはまだ早かったので、優勝できなくて正解だったのかな、とも思っています。ただ、これまででいちばん優勝に近づけていたのはこのときだったかもしれません。その後は優勝戦に乗っても変に力も入りすぎている気がするんです……。
7点⇒2点A2となりレディースチャンピオンでGⅠ初出場(2021年8月)
A2初昇級を決められて、その後、レディースチャンピオンに出場できることが決まったときは素直に嬉しかったですけど、A2で走っていた時期にまた事故点をパンパンにしてしまっていたんです。レディースチャンピオンは絶対に事故ができない状態での出場になってしまい、思い切ったレースができないまま終わりました……。私は本当に上がり下がりがひどいので、これからはそこを直したいと思っています。
-10点練習中、顔に大ケガを追ってしまう(2024年10月)
人生最悪の瞬間といえば、練習中にケガをしてしまったこの時かもしれません。事故直後は目が見えなくなることも危ぶまれ、手術をしてみないと治るかどうかがわからないということだったんです。本当に不安になっていました。事故が起きたときの状況はよく覚えていないんですが、“ボートに乗ればフラッシュバックするんじゃないか!? そうなれば怖くて乗れなくなるんじゃないか”という心配がすごくありました。今のところ、フラッシュバックはしていないので助かっています。
8点A1初昇級が決定(2025年10月)
不安を乗り越えてA1になれた時は本当に嬉しかった! ずっとA1になりたいと思ってやっていたので人生最高の瞬間だったといえるんですが……、デビューから時間がかかりすぎた分を減点して、8点にしておきます。
いつか10点まもなくヤングダービー出場(2026年9月22~27日/ボートレース若松)! その後は……
ヤングダービーはずっと出場したいと思っていた大会ですね。今、若手のレベルはすごく高くなっているので、男子に混じってどれだけ通用するかが楽しみです。A2での出場となりますが、もう一度、A1級に戻って、ずっとA1級でやっていけるようにしたいですね。これまでは山あり谷ありの人生だっただけに、これからは右肩上がりになれたらいいなと思っています。だから、順調にきている時ほどケガや事故には気をつけるようにもなっているんです。初優勝ができたなら、そのときも10点になると思います。
(この記事は2026年9月に作成されたものです)