推しメンレーサー パワーのルーツ 05 Vitality 行動力 羽野直也×仲谷颯仁
0.01秒の差が勝負を分けるボートレースの世界。水上の格闘技と呼ばれる激しいレースに挑むボートレーサーたちの本音に、さまざまな“パワー”の切り口から、ボートレース芸人 永島知洋さんが迫ります。
今回のテーマは「バイタリティ(行動力)」!
MC
永島知洋
Profile
プロフィール
羽野 直也
はの なおや
1995年、福岡県生まれ。福岡支部。114期。2022年、ボートレース若松(福岡県)で開催された「読売新聞社杯GI全日本覇者決定戦 開設69周年記念競走」にて、地元G1初優勝(通算3度目)。勢いに乗る注目のヤングレーサー
仲谷 颯仁
なかたに はやと
1994年、福岡県生まれ。福岡支部。115期。2019年、「若松G1 第64回九州地区選手権競走 最終日 優勝戦」にてG1初優勝。同年、トップルーキーに選出。羽野直也選手と並び「九州ツートップ」と呼ばれる注目の若手レーサー
ふたりの関係は?
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永島 知洋
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今回のテーマは「バイタリティ(行動力)」です。ふたりは、1期違いですよね。仲いいんですか?
左上から時計回りに、仲谷颯仁選手、ボートレース芸人 永島知洋さん、羽野直也選手
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羽野 直也
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昔から一緒のレースになることが多かったのと、学年的には同級生なので、自然と仲良くなりましたね。
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永島 知洋
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そんなふたりが、いまや「九州ツートップ」ですよ。年が近いことで生まれる、ライバル意識みたいなものはなかったんですか?
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羽野 直也
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僕は最初から「一緒にがんばろう」というスタンスでした。デビュー直後は、いつも一緒にむちゃくちゃ練習してたので、いまも昔も、むしろ刺激をもらうことの方が多いですね。
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永島 知洋
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当時は何が、がんばるモチベーションになってたんですか?
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羽野 直也
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先輩たちを追い抜きたい。それしか考えてなかったです。
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永島 知洋
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え、カッコいい!
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仲谷 颯仁
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ですね!
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永島 知洋
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ちょっと性格、変わったんじゃないですか。もしかして羽野選手、彼女できた……?
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羽野 直也
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いえ、できてないです……(苦笑)。
永島さんの質問に、思わず苦笑いを浮かべる羽野選手は、女性ファンも多い人気のヤングレーサー
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永島 知洋
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そうですか、でも羽野選手なら大丈夫(笑)。いやー、お互いに刺激を与え合う、いい関係なんですね。
印象に残っているレースは?
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永島 知洋
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おふたりは仲間であり、同志なんですね。羽野選手が先日、地元のG1制覇をしたときは、どんな気持ちだったんですか?
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仲谷 颯仁
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感動しました!レース当日は、珍しく緊張している羽野さんがいて、勝った瞬間は、いろんな思いがあふれちゃいましたね。
羽野選手は今年3月、地元・福岡にある「ボートレース若松」でG1制覇を果たした
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永島 知洋
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羽野選手は、仲谷選手のG1優勝(2019年)をどんな風に思いましたか?
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羽野 直也
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やっぱすごいなと思いました。
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永島 知洋
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そんなおふたりは、同じレースに出たこともありますよね。印象に残ってるレースはありますか?
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仲谷 颯仁
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ふたりで出場した初SG(※)のことは、よく覚えています。SGに出ると特製のSGレーシングスーツが着られるんですけど、それを着たときは「やっと着れた!」と思いました。すごいうれしかったですね。
※SG:スペシャルグレード。全レーサーの目標。G1、G2、G3のさらに上の格付けをされているレースのこと。
SGレーシングスーツを着る仲谷選手
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永島 知洋
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SGレーシングスーツの重みって、すごいんやね。
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仲谷 颯仁
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そうですね。
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羽野 直也
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初めて着たときは僕も感動しました。やっぱり、誰でも着れるものじゃないですから。
ボートレーサーになるためにした「行動」は?
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永島 知洋
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おふたりがボートレーサーになろうと決めた理由と、そのためにした「最初の行動」を教えてください。
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仲谷 颯仁
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僕はサッカー部だったんですけど、高校3年生のとき、フィジカルトレーナーの方から、小柄で体幹が強いということで、「ボートレーサーになったら?」と言われたのがきっかけです。すぐにボートレース場に足を運んで、生のボートレースを見た瞬間、「むちゃくちゃかっこいい!」と思って、志すようになりました。
仲谷選手は、小学校から高校までサッカー部に所属していた
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永島 知洋
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ほかに夢はなかったんですか?
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仲谷 颯仁
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はい。当時は、将来の夢もなかったですし、進学も違うな……と思ってました。生で見て、そのあとに「ボートレーサーは高収入」と知って、さらに「なりたい!」という気持ちが強くなりました。
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永島 知洋
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へー。それまでボートレースの存在自体も知らなかったわけですか?
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仲谷 颯仁
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ですね。地元にボートレース場があったので、外観は見たことありましたけど、「この建物なんだろう?」と思ってました(苦笑)。
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永島 知洋
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で、養成所の試験を受けるわけですよね。難関だと言われてますけど、何回で受かったんですか?
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仲谷 颯仁
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1回です。
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永島 知洋
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すごいやん!
指で「1回で合格した」と伝える、仲谷選手
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永島 知洋
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羽野選手は?
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羽野 直也
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高校に入った当初は、ぼんやりと将来は公務員になろうと思ってたんです。でも、たまたま進路を考えるタイミングで、ボートレーサー募集のポスターを見かけて、興味を持ったのが、きっかけです。僕の地元では、ボートレースよりもオートレースの方が身近で、「バイクじゃなくて、ボートもあるんだ」と思いました。
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永島 知洋
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へー。
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羽野 直也
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で、放課後にボートレースを見に行ったら、その魅力に魅了されちゃいました。
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永島 知洋
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身近にあったオートレースより、ボートレースに魅力を感じたってことですか?
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羽野 直也
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オートレースを見るのも好きなんですけど、目指したいとは思いませんでした。でもボートレースは、初めて見た瞬間に「かっけー!なろう!」って思いました。
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永島 知洋
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なろうと思ってから、どんな行動をしたんですか?
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羽野 直也
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志したのが高校2年生のときで、当時は野球部に所属していたこともあって、体重が重かったんです。養成所の試験に向けて食事をいつもの半分以下にして、半年で7キロくらいダイエットしましたね。ほかにも部活動とは別に、ジムで瞬発力や体幹を鍛えるトレーニングもしました。
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永島 知洋
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で、養成所の試験は何回で受かったの?
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羽野 直也
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1回で受かりました。
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永島 知洋
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えぇ!!なんなの、この天才ふたり!
永島さんに「天才ふたり」と称され、照れ笑いを浮かべる羽野選手と、仲谷選手
ボートレーサーには「行動力」も必要?
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永島 知洋
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一発合格も、「試験を受ける」という行動があったからこその結果です。ボートレーサーには、「行動力」も必要だと思いますか?
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羽野 直也
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「行動」に移すことは、大事だと思います。
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仲谷 颯仁
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夢を見つけられるかどうかって、ちょっとした、きっかけなのかなと思うんです。僕らは、たまたまボートレースのことを知って、実際に見てみたら心が動いたから、チャレンジしたわけですし。
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永島 知洋
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常にアンテナを張っておくことが、大事なのかもしれないですよね。
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仲谷 颯仁
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はい。で、興味を持ったら“すぐ”行動に移す。その繰り返しの中で、やりたいことに出会えるんじゃないかなと思います。
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永島 知洋
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ボートレーサーになった現在、意識的にしている「行動」はありますか?
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仲谷 颯仁
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負けたときも「成長につながる負け方」をすることを大切にしています。後悔しないようにというか、言葉にするのは難しいんですけど……。「こうすればよかったのに」という負け方ではなく、チャレンジした結果なら、次につながると思うんです。
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永島 知洋
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なるほどー。羽野選手はどうですか?
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羽野 直也
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リフレッシュすることを大事にしています。自分では気づかないうちに、「心も身体も、実は疲労してたんだ」と感じる瞬間があります。そのためには、オンオフを切り替えることが大切だと思っています。最近だと、休みの日はゴルフやサーフィンをして気分転換してますね。
プライベートでゴルフを楽しむ羽野選手
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永島 知洋
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たしかに日々、大きなプレッシャーの中でレースに臨むわけですから、気分転換も絶対必要ですよね。
アスリートとして身体をケアする「行動」は?
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永島 知洋
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ボートレースは身体の負担も大きいと思うんですけど、身体のケアを目的とした「行動(習慣)」はありますか?
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羽野 直也
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僕は、手の平を天井に向けて、寝ています。レースでは、腕や肩周りの筋肉を使うため、周辺の筋肉が疲労します。でも、普通に寝ると、肩が内側に入ってしまいますよね。でも手の平を天井に向けると、自然と胸が開くので、筋肉への負担を軽減できるんです。
「手の平を天井に向ける」イメージを伝える羽野選手
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永島 知洋
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なるほどなー。仲谷選手はありますか?
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仲谷 颯仁
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僕はもともと、すごく体が硬くて、養成所の試験を受ける前も、お風呂上がりに毎日柔軟をやってたんです。
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永島 知洋
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どんなことをしてたんですか?
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仲谷 颯仁
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股割りに近いものです。これくらいしか開脚できなかったのを、これくらい開くようになるまで、柔軟を毎日やり続けました。
左が柔軟を始める前。柔軟を続けた結果、右の写真くらい開脚できるようになったと語る仲谷選手
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永島 知洋
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あ、それはすごい!
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仲谷 颯仁
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いまも柔軟は続けてるんです。毎日、寝る前にやってます。副交感神経が刺激されて、入眠にもいいと聞くので、睡眠の質を高める効果もあると思っています。
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永島 知洋
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ふたりとも、寝ている時間や睡眠についても、真剣に考えてるんですね。
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羽野 直也
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そうですね。寝ている時間は長いですからね。
読者に伝えたいメッセージは?
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永島 知洋
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では最後に、おふたりから、この記事を読んでくれている方に、メッセージをお願いします。
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仲谷 颯仁
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僕も初めて見たときは、ボートレースのことを何も知りませんでした。それでもすごいと思えるのがボートレースです。ぜひボートレース場に足を運んでみてください!
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羽野 直也
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生のボートレースは、水しぶきや迫力がすごいので、ぜひボートレース場に来てください!
取材後に行った記念撮影で、カメラに向かってピースをする仲谷選手と羽野選手