AIによる、犬語の同時通訳機能を利用しているため、今回の「イヌタビュー」も、リモート取材で行われました
-
高田選手、こんにちは! 今日はよろしくお願いします!
-
よろしくお願いします!
-
コホン。イヌタビューを始める前に、聞いておきたいことがあるワン。
-
な、なんですか……?
-
高田選手は、犬派ワンか、それとも猫派ワンか……?
-
犬派です!
-
イエーイ! サンキューワン!
-
実家にいる頃からずっと犬を飼っていて、いまも「しゃく」という愛犬と暮らしています!
愛犬の「しゃく」くんと高田選手
-
今日は、びす太に惚れないように注意するワンよ。
-
はい。私には「しゃく」がいますから、大丈夫だと思います!(笑)
-
……え?
-
かわいいですもんねー。
-
はい。でも、レース場には連れていけないので、レース前に写真を見ながら、「この子のために、がんばらな!」といつも思っています!
-
高田選手のパワーのミナモトになっているワンね!
-
そんな高田選手がボートレーサーを志したきっかけは、何だったんですか?
-
小学校3年生のとき、初めてボートレースを見ました。山育ちの私には、水に浮かぶボートもエンジン音も、すべてが衝撃的で、その瞬間に「これ、乗りたい! 将来はボートレーサーになろう!」って決めました。
-
小3で進路を決めたワンか?
-
はい! だから高校も、ボートレースに役立つと思って工業高校に進学したんです。
-
ボートレーサーになるための養成所の試験も、高校時代から受け始めたんですよね?
-
そうです、1日も早くボートレーサーになりたかったので。4度目の試験で合格し、そのまま高校3年生のとき、18歳でボートレーサー養成所に入所しました。
-
受かったときは、どんな気持ちだったワンか?
-
根拠のない自信だけはあったので、「ふふ。ようやくボートレース界が私の才能に気づいたな……!」って思いました(笑)。
-
4度目にして、“ようやく”ですもんね。
-
はい。3度目までは、落ちるたびに「私を選ばないなんて、どうかしてる」と思ってました(笑)。
-
ただ、地元では、「ハートが強い」みたいなキャラだったんですけど、ボートレーサー養成所に入ったら、周りの人たちの本気度に圧倒されました。全員がライバルという感じで、「私なんかが通用するのか」と不安になりました(笑)。
-
もう、毎日バッチバチ?
-
ですね(笑)。そのなかで、自分の意識の低さを自覚するとともに「プロとして、このままで駄目だ!」と思いました。
-
夢を叶えてボートレーサーとなり、現在では人気・実力ともにトップクラスの高田選手。何か「マイルール」のようなものはありますか?
-
うーん、「シャケ」をレース場に連れていくことですかね。
-
……おサカナ?
-
いえ、この子です。カワウソのぬいぐるみで、「シャケ」と言います。
いつも必ずレース場に連れていく、ぬいぐるみの「シャケ」
-
……え? まったく「シャケ」感がないワン……。
-
はははは(笑)。気づいたら、そう呼んでました(笑)。
-
愛くるしいですね!
-
池袋で見つけて、そのままレース場の宿舎で1週間、一緒に寝てたら、離れられなくなりました(笑)。もう5、6年、ともにしてます!
-
くぅー、高田選手と毎晩添い寝なんて……、ずるいワン!
-
(笑)。
-
「シャケ」くんは、高田選手にとっての大切なパートナーなんですね! トップレーサーとして、いつもがんばっている高田選手。「ご褒美メシ」のようなものはありますか?
-
あります!
-
え、すごーい!
-
ズバリ、高田選手の好物は「アイスクリーム」ワン!
-
いえ、違います!「うどん」です!
大好物の「うどん」を手に持ち、満面の笑みの高田選手
-
……え?
-
ん、どれどれ。びす太のメモには「趣味:プリクラ」とありますけど、まさかこれも……?
-
はい、違います!(笑)
-
どういうことワン!?
-
正確には、「間違っている」ではなく、「古い」です。びす太さんの調査結果は、どちらも養成所を卒業する際の、アンケートに書いたものなんです……(苦笑)。
-
となると、結構、昔の情報……。
-
ですね(笑)。