- たわし
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- ネル
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みなさん、こんにちは! 猫エージェンシーのネルでーす!
- もみじ
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あれ、冒頭の挨拶は、たわし部長の担当じゃなかった?
- ネル
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なんか、遅刻してるそうで……。
- のえる
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あ、もしや、昨日の夜またたびバーに行くって言ってたから……?
- のえる
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めんご?
- ネル
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……と、いうわけで今回は、たわし部長がボートレース界の新星、清水愛海選手をプレゼンしまーす!
- もみじ
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(不安……。)
- たわし
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今回、たわしが紹介するのは、若干24歳(※2023年11月現在)の若き新星! 清水愛海選手です! 早速、彼女の……!?
- ネル
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ど、どうしました……?
- たわし
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か、彼女の注目ポイントを、ネルが紹介しまーす!
- ネル
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し、清水選手がなぜ、「天才」と呼ばれるのか? その理由は、養成所時代にまで、さかのぼります!
- たわし
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なんと、デビュー前!
- ネル
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そうなのです! 清水選手は、養成所時代に女性として史上6人目の「養成所チャンプ」に輝いているのです!
- もみじ
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ボートレーサー養成所の研修終了時に行われる、卒業記念レースで優勝したのね。
- ネル
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さらに、「リーグ戦勝率1位」を達成! 女子養成員として、両方を獲得したのは、彼女が初めて!この偉業によって、デビュー前から「大型天才新人レーサー」として注目を集めたわけです。
養成所チャンプ決定戦で、見事勝利を収めた清水選手。
女子養成員の優勝は8年ぶり6人目
- たわし
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すげー! ……じゃなくて、そ、そうなのです!!(ほっ)
- たわし
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そしたら次は、アノ話を……、もみじさん、お願いします!
- もみじ
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わ、わたし!? 清水選手は、中学時代は陸上部、高校時代はバスケット部に所属していました。ボートレースを知ったきっかけは、たまたまボートレーサーの親御さんと、清水選手のお母さまがお知り合いだったからだそうです。
- もみじ
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ですが、当初は「そういう職業もあるんだ」くらいのもので、そこまで興味がなかったといいます。
- のえる
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じゃあ、どうして?
- もみじ
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清水選手の家は、母子家庭なのね。高校3年生になって進路を考えたときに、「これからは、お母さんを楽させてあげたい」と思ったんですって。そのなかで、収入面での魅力も大きいボートレーサーを意識するようになったそうよ。
- たわし
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お母さん思いのいい子だなぁ……。
- もみじ
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体力には自信があったこともあり、本気で目指すことを決めた清水選手。だけど、養成所の試験は3度落ちてしまったの。もう駄目だって、心が折れかけたとき、お母さんが「私には、愛海がボートレーサーになった姿が想像できるよ」って、励ましてくれたから、もう一度チャレンジできたと話していたわ。
- ネル
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お母さんのその言葉がなかったら、いまの清水選手はなかったかもしれないですね。養成所に受かったときは「人生で一番嬉しかった」と言ってましたね!
- もみじ
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きっと、そう。だから清水選手の原動力のひとつは、お母さんの愛情で、間違いないんじゃないかな。
- たわし
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猫だけど、ワンダフォー! なんていい話なんだ! 心からブラボーだよ、清水親子!
- たわし
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清水選手の注目ポイントは、まだあるぞ! だよね、のえる?
- のえる
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え、今度はのえる!?…えっと、
普段はおっとりした清水選手ですが、水上ではガラリと性格が変わり、強気な攻めを見せてくれるんです♡
- のえる
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そんな清水選手の目標は、8度のGI制覇を達成した元トップレーサーであり、当時、養成所の教官を務めていた、荘林幸輝さん。「何度失敗しても、挑戦させてくれた」恩人だそう。
養成所チャンプ決定戦 見事勝利後 荘林教官とのひとこま(2021年に退官)
- もみじ
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何度失敗しても立ち上がるなんて、素敵! マンガの主人公みたい!
- のえる
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マンガの主人公みたいと言えば、こんなことを言っていました!
- のえる
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だから養成所時代は、訓練のない土日が嫌だったそうです。
- たわし
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ふむふむ。好きこそものの上手なれってわけだ!
- のえる
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ですね!あと、「ボートレーサーは、天職だと思います」と、笑顔で話していた姿も印象的でした♡
- もみじ
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でもプロになれば、自分だけ楽しいじゃ駄目な瞬間もあるわよね?
- のえる
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そうなんです! だからいまは、お客さんの応援に応える責任も感じながら、常にベストを尽くしているんですって♡
- たわし
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デビュー前から注目を集めた清水選手。デビューしてからは、どうだったんだっけ? ネル。
- ネル
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また僕? 仕方ないですね、僕が優秀だからって……。清水選手、デビュー前の注目度の高さが、当初はプレッシャーになっていた時期もあったそうです。だからデビューから1年ほどで初勝利を挙げたときは、ようやく勝てたと「ほっとした」んだそうです。
- もみじ
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勝てない日々の中で、自分の実力とちゃんと向き合ったとも、話してたわよね。
- ネル
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そうですね。でも、光るものがあったんでしょう。通算2880勝、優勝回数142回を誇るボートレース界のレジェンドレーサー、今村豊さん(2020年引退)も、清水選手の才能を買っていたといいます。
通算2880勝。ボートレース界のレジェンドレーサー、今村豊さん
- たわし
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才能を買う?
- ネル
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今村さんは、「次に女性でSG(一番グレードの高いレース)を獲るなら清水選手」と言ったそうですよ。
- もみじ
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女子でSGを制覇したのは、過去に一人だけなのよね。
- ネル
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師匠からは「インコースから攻めて、早くA級に上がることを目指そう」という助言をもらっていた清水選手だったのですが、今村選手(当時)からはその逆! 「アウトコースを攻めたほうがいい」と言われていたそうです。
- たわし
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なんでだ?
- もみじ
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ボートレースは、通常インコースからスタートするのが有利とされているの。今村選手(当時)は、清水選手の将来を見越して、今のうちに不利なアウトコースで経験を積んで、実力を伸ばそうと思ったのね。
- ネル
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清水選手は、今村選手(当時)から「A級になるだけじゃなくて、その上を目指せ」と言われて、目標を高くおきたいと思ったんだって!師匠にも「決めるのは自分自身だ、好きなようにやってみな」といわれて、どのコースからでも勝てる強いレーサーになるために、インコースを封印して、アウトコースから攻めるスタイルに挑戦したのです。
- たわし
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えっと、他にも……。
- もみじ
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(プレゼン資料、落ちてましたよ! これですよね?)
- たわし
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(あ!これ!ありがとう、もみじさん!!)コホン。えー、なんとファン投票で出場レーサーが決まる、2023年の「第7回レディースオールスター」では10位に選出! 人気も上昇中なのです!
- ネル
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清水選手は先輩相手でも気後れせず攻められるので、人気が出るのもわかります!
強気な攻めでファンを魅了する、レース中の清水選手
- たわし
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でもね、本人は至って謙虚。「びっくりしました」って言うの。
- ネル
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そこがまたいいんですよ! いつまでも謙虚なところが、応援したくなるんですよねー。
- もみじ
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2023年は、女性レーサーだけが出られる2番目にグレードの高いPGI「第37回レディースチャンピオン」にも出場してますよね。
- たわし
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清水選手は、埼玉支部の浜田亜理沙選手のレーススタイルが憧れで、人としても尊敬しているそう。そんな浜田選手から昨年、「(レディースチャンピオンに)来年は一緒に出ようね」とメッセージをもらったことで、奮起。レディースチャンピオンに出場することを目標にがんばってきたんだって!
- もみじ
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目標を立てて、本当に実現しちゃうんだから、すごい!たくさん努力したんでしょうね!
- たわし
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カッコいいのは、それだけじゃない。「勝たないと楽しくないから勝ちたい」って言うんだよ。あれは、痺れたねー。あ、それと……。
- ネル
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なんです?
- たわし
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たわしとひとつだけ、共通点があったの!
- たわし
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あったのよ!それが。他の人にこれだけは負けないものは何かって聞いたらさ、こう言うんだよ。「睡眠」って。あ、一緒! たわしも、どこでも寝れるぅーって思った!
- もみじ
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たしかに言ってたかも。でもそのあとに、「ボートを楽しむ気持ちも誰にも負けません」って、話してたのも素敵だったなー!
- ネル
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あー、やっぱ清水選手はいいな。推せる!
レース場での清水選手
- たわし
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わかるぞ、ネル。たわしも推す!
- のえる
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みんなで一緒に推しましょう♡
- たわし
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以上、「新星、現る! 大型天才新人レーサー」編のプレゼンを終了します!
- たわし
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それは、しっ!
- たわし・もみじ・ネル・のえる
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ご清聴ありがとうございました!
1999年11月23日生・身長159cm・登録番号5163・127期・山口県出身・山口支部所属
たわしくんともみじちゃんとネルくんとのえるちゃんの写真撮影や動画撮影においては、動物撮影の専門家の協力のもと、猫たちの安全や健康に十分に配慮して撮影しました。
今回参加してくれた猫ちゃんたち、お疲れさまでした&ありがとうございました。