Let's Boat Race

たわし

えー、みなさん、ご存知でしょうか？　猫のオスは左利きが多く、メスは右利きが多いことを！

もみじ

……いきなりですが、いったん整理しますね。今日は「注目のヤングレーサー」ということで、のえるが中亮太選手の魅力を紹介します！

たわし

（あっ……）

のえる

「猫エージェンシー」の右利きアイドル・のえるでーす♡ 今日は、ヤングレーサーのなかから、限られた10名「2023トップルーキー」に選出されている注目レーサー、中選手についてプレゼンしまーす！

のえる

さて、まずはこちらをご覧ください！ ジャン！

たわし

ん、中選手？

のえる

そう、イケメンなのです♡

たわし

なるほど、ボートレース界のたわしってわけだな！

ネル

僕のライバルになりそうだ！

もみじ

……。

のえる

先日、のえるは中選手にインタビューしたんですね。で、挨拶したら、中選手、最後に……「ありがとニャン」って、返してくれたんですよ♡この神対応、イケメンじゃないですか！?

ユーモアあふれる中選手

ネル

我々猫たちに合わせて！すばらしいセンスオブユーモア！やるな！

のえる

つまり中選手は、顔よし、性格よし、これからが楽しみ！な注目のヤングレーサーなのです！

もみじ

のえる、いつもよりイキイキしてるわね。

たわし

センスオブユーモアならたわしも負けないぞ！猫が寝込んだ！（ドヤ）

ネル

素晴らしいセンスオブニャーモアです！猫だけに！（ドヤ）

もみじ

センスないし、厚かましいし……。

のえる

中選手の方がおもしろいー！それに、中選手は今の成績に満足せず努力する、むちゃ謙虚な方でしたよー♡

ネル

……中選手に勝てる要素が一つもない……。

たわし

ああ、そうだな……。

たわし

なんで中選手は、ボートレーサーを選んだんだろう？確か、ボートレース場のない熊本県が出身だったよね？

たわし

……。

のえる

中選手は、中選手のおじさんが大のボートレースファンだったのがきっかけでボートレースを知り、ボートレーサーに興味を持つようになったそうですよ！

ネル

「ボートレーサーになりたい」とまで思ったのは、何がポイントだったんだろう？

のえる

中選手、高校時代は野球少年だったんですけど、「スポーツは身長が高い人が有利」だと感じる場面が多かったんだとか。

高校時代の中選手

もみじ

球技は、そういう面もあるわよね。

のえる

でも、ボートレーサーは体重が軽い人が有利！ 中選手は、自分の「小柄」が強みになることに、魅力を感じたんです！

たわし

なるほど！仕事において強みが活かせるのは大事だな。

のえる

でも！高校卒業後に受けた「ボートレーサー養成所」試験は、一次試験で不合格に……。

ネル

小柄で運動神経がいいだけじゃ、受からないんだ……。やっぱり甘くないんだな……。

のえる

当時から中選手は運動神経抜群。試験をクリアできるポテンシャルはあったのです。しかし野球のために増量していたことが、要因につながってしまったのです……。

もみじ

なんと！それでもボートレーサーになりたい気持ちは変わらなかったのね。

のえる

逆に「心に火がついた」そうです！昼間は大工として働き、休日はトレーニング。さらに必死に減量し、ついに3回目の試験で合格を勝ち取ったのです♡

たわし

若いからお腹も減るだろうに……。

のえる

合格の連絡を受けたのは、仕事中の屋根の上! お母さんからの電話で合格を聞いて、思わず「やったー！」と叫んだんだって！

ネル

そりゃ叫ぶよ。心からおめでとうだよ！

のえる

ちなみに、中選手は子供の頃、おばあちゃんから「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」と言われて育ったそうです。

たわし

……受けた恩は忘れない。おばあちゃんの教えが今の中選手につながっているんだなぁ。

たわし

夢を叶えた中選手。ボートレーサーとしてデビューしてからは、すぐ活躍できたの？

のえる

プロの世界は甘くない！デビューから初1着まで1年以上かかったんですって。初1着を挙げた日のことを、中選手は「いつも前に誰かいるのに、今日は誰もいない。すごく不思議な光景」って言ってました。

もみじ

すごい詩的！味わった人だけが知っている景色ね！

のえる

そして、こう思ったそうです。

ネル

1年以上だもの。そりゃうれしいよ！ でも当時は、勝てない苦しさもあっただろうね。

のえる

同じ支部の先輩たちが、デビューからずっと「大丈夫だよ」と応援しながら指導してくれて、「不安はなかった」んだって。むしろ日々上達していくのが、楽しくて仕方なかったって！

たわし

中選手は人柄がいいから、先輩たちからも愛されそうだなぁ。

のえる

そうなんです！ 同じ支部の先輩レーサー、西山貴浩選手は「亮太は最高の後輩」とメディアで語るほどの溺愛ぶり♡「笑いのセンス、気遣い、操縦面、若手の中では群を抜いている」と西山選手は言ってます！

プライベートでも仲の良い中選手と西山選手

たわし

いい関係だなぁ。

のえる

そんな愛されルーキー・中選手は、2023年5月、「第11回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」で通算2度目となる優勝を果たしました！ウイニングランのときは、ファンの方から手を振ってもらったり、声をかけてもらったりしたのがとっても嬉しかったそう♡そして、会場中から祝福を受けるウイニングランは「ボートレーサーになってよかった」と思える瞬間なんだって！

ネル

それはうれしいだろうな～。2022年には、グレードが上から2番目に高いGIでも初1着を挙げたんだよね。これからの活躍が楽しみだね！

たわし

トップルーキーに選ばれて結果も出していたら、もうウハウハだろうなぁ。

ネル

（ウハウハ？）

のえる

中選手はたわし部長とは違いますー！中選手は、自身の弱点などもちゃんと見ていて、「トップルーキーに選んでもらえたのは素直に嬉しい。でも、相応しい結果を出せるようにしないと！」って言ってました！

もみじ

「SGに出続けて、“SGレーサー”として走るのが夢」なのだそうね。

のえる

中選手は「一対一のターンなら負けない」って言ってました。先輩に教わって、「ターン勝負だったらお前に勝てる奴はいない」って言われたのが自信になったとか。

もみじ

「攻撃力のあるレースがしたい。そのために冷静さも身に着けたい」とも言っていたわね。これからどんどん経験を積んでいくでしょうから、楽しみね！

ネル

ボートレーサー、いいなぁ！ 僕もなりたい！水さえ大丈夫なら……！

のえる

ボートレーサーという職業について中選手に聞いたら、「めちゃくちゃおすすめ。こんなにやりがいのある仕事はない」んだって！

ネル

やっぱそうなんだ！

のえる

ボートレースは、気温や湿度、波の状態、ボートの調整など、さまざまな要素が絡み合うから、「同じ条件」ということがないの。

たわし

たしかに！

のえる

常に異なる条件下で、最良の選択が求められる。「だから、むちゃくちゃ難しい」と中選手は話しますし、だからこそ「勝ったときの達成感がすごい！」って教えてくれました！

もみじ

エンジンにも個性があって、エンジンや気候の条件が揃っても、その上で5人のレーサーに勝たないといけないから、難しくて面白いって言っていたわね。

ネル

うーん。ボートレース、奥が深い……！

のえる

中選手は、お休みの日に先輩や後輩のレースを見て研究することもあるそう。本当に、ボートレースが大好きで、熱心！かっこいい♡

レース中の中選手

たわし

真面目で努力家。推せる、推せるぞ、中選手……！

ネル

わかります！

のえる

最後に、中選手から伝言を預かっているので、ご紹介しますね。「みなさん、この記事を読んでくれてありがとニャ。そして、これからボートレーサーを目指そうと思った人は……」

のえる

だそうです♡

たわし

顔もいい、性格もいい、さらにサービス精神旺盛だとぉ!?

のえる

以上、「注目のヤングレーサー」編のプレゼンを終了します♡

たわし・もみじ・ネル・のえる

ご清聴ありがとうございました！