推しメンレーサー パワーのルーツ 03 Mental 精神力 野中一平×吉田 裕平
0.01秒の差が勝負を分けるボートレースの世界。水上の格闘技と呼ばれる激しいレースに挑むボートレーサーたちの本音に、さまざまな“パワー(力)”の切り口からボートレース芸人 永島知洋さんが迫ります。
今回のテーマは「メンタル(精神力)」!
MC
永島知洋
Profile
プロフィール
野中 一平
のなか いっぺい
1994年、岐阜県生まれ。愛知支部。115期。2019年にトップルーキーに選ばれた注目の若手レーサー。抜群のスタートを武器としている
吉田 裕平
よしだ ゆうへい
1996年、愛知県生まれ。愛知支部。117期。両親、兄もボートレーサーというサラブレット。2021年にはトップルーキーに選出
ふたりの関係は?
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永島 知洋
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今回のテーマは「メンタル」です。まずはおふたりの関係から聞いていいですか?
左上から時計回りに、野中一平選手、ボートレース芸人 永島知洋さん、吉田裕平選手
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野中 一平
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同じ支部で、僕の方が年齢も歴も上なので、関係性としては、先輩後輩に当たります。ただ、上下関係というよりも、裕平(吉田選手)とは同世代の仲良しって感じですね。
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吉田 裕平
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……仲良いっす!先輩の言う通りっす(笑)。
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永島 知洋
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……いま、変な間、ありましたよね?
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吉田 裕平
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やっぱり、先輩の顔色は伺わないといけないんで(笑)。
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野中 一平
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って、言いますけど、一緒に出かけるときは、だいたい僕が車で迎えに行ってるんですよ!
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永島 知洋
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溺愛してるやん(笑)。
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野中 一平
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そうですね(笑)。裕平は、すごく明るい性格なので、話していると元気もらえるんですよね。一緒にいて、むちゃくちゃ楽しいです。
ボートレースにおけるメンタルの重要性とは?
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永島 知洋
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いい関係なんですね。さて、本題に入りますよ。ボートレースにおいて、「メンタル」って、どれくらい重要な要素ですか?
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野中 一平
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むちゃくちゃ大事ですね。
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吉田 裕平
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負けると思ったら負ける。気持ちの持ちようが、そのまま結果に出ちゃうのがボートレース。「メンタルがすべて」と言っても過言じゃないと思います。
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永島 知洋
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メンタルが勝負を分けるんすね。
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野中 一平
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はい。ボートレースは、スタートとターンがポイントです。だからスタートが早くて、ターンが上手い人が強いレーサーと言われます。でも、どんなに実力があっても、発揮できないと意味がないですよね。そのためには、本番で100%の実力を出せる強靭なメンタルが必要なんです。心の強さは、モチベーションの維持にもつながりますし、技術の向上にもつながります。個人的には、技術以上に大切なのが「メンタル」だと思っています。
ボートレースは、スタートと最初のターンで勝負が決することも多く、レース前半の判断が勝敗に大きく影響をおよぼす
トップレーサーのメンタルとは?
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永島 知洋
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メンタルがあってこその、強さなんですね。となると、最高峰のレース「SG」に出場しているような先輩レーサーたちは、技術もメンタルも一流なわけですよね?
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野中 一平
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そうですね。
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吉田 裕平
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だからこそ、先輩からメンタルの鍛え方について学びたいと思うんですけど、なかなか教えてもらう機会がないんです。聞いても、「そんなん、こうやろ?」くらいの感じで返されてしまいます。でも、先輩たちの背中を見ていると、自然と自分が何をするべきか見えてくるというか……。
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永島 知洋
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答えは、自分で見つけなさいってことなんですかね?
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吉田 裕平
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そうだと思います。レーサーそれぞれ個性がありますから、僕には僕に合った「答え」があって、それを自分で見つけた方がいいということなのかもしれません。
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野中 一平
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たしかに、メンタル面のことを聞いても、先輩たちはなかなか教えてくれないですね。だから僕は、レース場で先輩の姿を観察してるんですけど、“いつも通り”なんです。平常心──それが強さの理由なんだと思っています。
平常心を保つ方法とは?
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永島 知洋
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動じない心、大事ですよね。
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吉田 裕平
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僕自身、大事な場面で、何度も失敗を経験してきました。そのミスを引きずってしまい、以降のレースにも影響をおよぼして、シーズンを通して調子を崩したときもありました。
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永島 知洋
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大きなレースだと、自然と気持ちも入っちゃいますよね。
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吉田 裕平
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でも、どんなに悔しくても、すぐに気持ちを切り替えて前に進まないと駄目だなと思います。いまは1レースごとに集中して、ベストを尽くす。結果はどうであれ、終わったら気持ちを切り替えることを意識して日々を過ごしています。そうしたら、徐々に成績も上がってきたんです。やっぱり「気持ちひとつで結果は変わる」んだと、実感しましたね。
レースに臨む吉田選手
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永島 知洋
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ボートレーサーにとって「レースで負ける」ことは、ただの勝ち負け以上の重みがそこにはあるんですね。
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野中 一平
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一方で、僕らみたいな若手でさえ、レースのたびに一喜一憂して、こんなに気持ちを消耗しているわけじゃないですか。トップレーサーの先輩たちは、常にもっと大きなプレッシャーと戦っていると考えると、本当にすごいなと思います。
レースに臨む野中選手
フライングのペナルティへの思いとは?
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永島 知洋
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ボートにはブレーキがないですよね。だからボートレースは後方から走り出して、決まったタイミングで全員がスタートする「フライングスタート」を採用しています。大時計の針が0~1秒を指す間にスタートラインを通過できないとペナルティもあるなかで、ギリギリを攻めるためには、自分を信じるメンタルも必要だと思うんですけど、どうですか?
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野中 一平
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早くスタートラインを越してしまうと「フライング」。ペナルティの回数に応じて、一定期間の出場停止になる。これは何度経験しても、自分はへこみますね。
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永島 知洋
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でも、野中選手は明るいイメージがあるから、暗い顔しづらいんじゃないですか?
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野中 一平
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むしろ、そのイメージを壊しちゃいけないと思うことで、いつもの自分に戻れる部分もあります。以前は、A級に早く上がりたいとか、目先のことばかり考えていました。その頃は、1レース1レースに気持ちが入り過ぎて、冷静さを失ってしまうこともありました。いまは長い目で「成長していく」ことを念頭に置いて、負けることも経験のひとつだと考えるようにしています。
メンタルについての思いを熱く語る、野中選手
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永島 知洋
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吉田選手はどうですか?
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吉田 裕平
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一度フライングしちゃうと、気をつけなきゃとは思うんです。でも、フライングが怖くて、スタートで攻められないと、レースに勝てない。そのジレンマとの戦いもありますね。だからいまは、ベストを尽くして、もし結果的にフライングなったとしても、ペナルティも含めて、ちゃんと受け止める覚悟を持って、試合に臨むようにしています。
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永島 知洋
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望んで「フライング」するレーサーなんて、ひとりもいないですもんね。みんな水上で、ギリギリのせめぎ合いをしてますよね。
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野中 一平
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当たり前ですけど、シリーズで優勝するのは、フライングしてないレーサーなんですよ。だから目指すべきは、フライングせずに、ベストパフォーマンスを常に発揮できるレーサーになること。そのためには、スタートに細心の注意を払って、いつも通りに走る。環境の変化に左右されず、いつもと同じように“走る”ことができれば、安定感につながります。最近はその意識を強く持つようになりました。
メンタルの鍛え方は?
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永島 知洋
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ボートレースにおいて、いかにメンタルが重要かはよくわかりましたけども、どうやって鍛えるんですか?
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野中 一平
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うーん、いちばんは経験ですよね。
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吉田 裕平
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たくさん走って、たくさん負けることじゃないですか。その積み重ねが、強さにつながるんだと思います。一度ミスをすれば、それが経験になって、同じミスをしないようになる。その繰り返しですね。
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永島 知洋
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そうなんすね。
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吉田 裕平
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結局、実戦がいちばんのメンタルトレーニングになります。
真剣な表情でインタビューに答える吉田選手
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野中 一平
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僕は、趣味でゴルフをやってるんですけど、ゴルフもメンタルスポーツなので、ボートレースに活きてる部分もあるかもしれないですね。毎回、同じように打っているつもりなのに、飛ぶ方向がぜんぜん違うところとかは、ボートにも通じるものがありますね。
ゴルフを楽しむ吉田選手
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吉田 裕平
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あとはカラオケですかね?空気を読んだ選曲、大事じゃないですか。
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永島 知洋
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それ、メンタルじゃないから!空気読めるかどうかは、センスだから!(笑)
ボートレーサーとしての「喜び」とは?
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永島 知洋
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レースに負けたり、フライングしてしまったり、落ち込む瞬間もある一方で、「喜び」に包まれる瞬間だってありますよね?
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野中 一平
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それはやっぱり、勝ったときですね。あと、いいターンができたとき!「くー、やめられねー」ってなりますね。
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吉田 裕平
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勝ったときはもちろん、ボートレーサーって、準備も楽しい職業だなと思うんです。整備の際に、先輩とコミュニケーションする時間も、僕は好きです。
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永島 知洋
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ちなみにおふたりは、ボートレーサーとして、これだけは「負けない」ものってありますか?
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吉田 裕平
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1対1の勝負なら、たとえ相手が大先輩でも、いい勝負ができる気がします。スピードと気持ちだけは、負けないです!
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野中 一平
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勢いに乗ったら、そのまま流れに乗れるところでしょうか。一度乗ったら、「もう止まんねーぜ」って感じになりますね(笑)。
読者に伝えたいメッセージは?
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永島 知洋
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では最後に、おふたりから、この記事を読んでくれている方に、メッセージをお願いします。
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吉田 裕平
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はい。いま大変な思いをしている人、辛い思いをしている人、いっぱいいると思います。僕自身、ボートレーサーとして辛い経験もたくさんしてきました。ですが、人生にはいいことも必ず起きます。だから一緒に、自分を信じてがんばりましょう!
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野中 一平
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日々、いろんなことがあると思います。仕事やプライベートで元気をなくした際は、ぜひ野中一平をレース場に見に来てください!僕がみなさんに元気を与えるレースをします!パワー!!!!
「パワー」ポーズを決める野中選手
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永島 知洋
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違う違う……(笑)。そういうんじゃない!
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野中 一平
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……え?
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吉田 裕平
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(笑)。
「ボートレース場でお待ちしています!」と呼びかける、野中選手と吉田選手